●4年間をおえて
終わってみればあっという間の4年間でした。今振り返ってみると、もう少しがん
ばってればあそこで…とか、いろいろな悔しい場面が思い返されます。辛さに負けそ
の日の練習に手を抜いたり、遅刻したせいで練習に集中できなかったり、人間関係に
悩んだり、やめることを本気で考えたり、なんだかんだであまり上手にならないま
ま、あまり試合に出られないまま卒部となってしまいました。そのことに関しては、
未だに、おおいな時間の無駄をしたなあ、と思いますがテニス以外の面で、特に精神
的に自分が少しずつ成長できたのかな…と思います。
はっきり言わせてもらうと、練習は嫌いでした。「何であんなに声を上げなければ
ならないんだ?何でこんなに自分の時間を拘束されるんだ?もっと自由にやりたい」
と常日頃から考えていました。4年生になると自覚が変わるとはいいますが、自分は
あまり変わっていなかったような気もします。正直言うと、毎日の練習(特に夏)は
苦痛でした。
そんな僕が体育会軟式庭球部にこだわったのは、何よりもすばらしい同期に巡り会
えたこと、監督の考え方がとても好きだったこと、OBの方々がこんな僕にも優しく接
してくれたからです。いろいろ学びました。泣いて、苦しんで、慰められ、アドバイ
スを受けながら少しずつ成長することができました。おかげさまで今の僕がいます。
卒部に当たりまして、もうテニスコートに思い残すことは何もありません。良かっ
たこと、悪かったこと含めて、充実した4年間でした。たくさんの方に支えられて今
卒部できることをとても幸せに思います。OBの方々、監督、同期のみんな、後輩、そ
して地元の家族、本当にお世話になりました。ありがとうございました。
●感動したこと:6大学の春リーグで慶応に勝ったこと
●辛かったこと:夏の練習
●好きな言葉:克己
●尊敬する人:ジェフ・べゾス
●今後の人生の抱負
東北、そして日本の発展のために尽力します。
|