留学の理想と現実。
アメリカに留学している
大学3年生の有希ちゃんからの、
ほっかほっかの留学体験記。
どうやら留学って思った以上にたいへんみたい。
インディアナからのレポートです。

- vol.8 -

サンクスギビングブレイク




行って来ました、フォート・ウェイン。
前言っていたルームメイトのうちです。
9日間という長期間でしたが、色々な経験をしました。
たとえば、初めて銃を撃ったとか。
サンクスギビングでエミ母の実家に行き、ランチをとった後、みんな
「やるか。」といった感じで外に動き始めました。
皆が取り出したのは、ガン、ガン、ガン・・・・・
6個の銃を携えて外に出て、缶を並べて撃ち始めました。
「ユキもやってみなよ。」と銃を渡され、丁寧に指導を受けながら
やってみました。
・・・すごい威力です。
人が死ぬのもあたりまえだな、と
痛感しました。やっぱり恐ろしいです。

その外にも、アイスホッケーのプロの試合を観戦したり、
教会に行ったりドライブしたり、
もちろん休暇のために出された宿題もやったり。
かなり充実の日々でした。
ひとつ、笑えた話し。

休暇中、私とエミちゃんはダブルベッドで一緒に寝ていたのですが、
エミちゃんの寝言がすごい。
初めは何を言ってるのかわからなかったのですが、帰る前日の
寝言ははっきりと覚えています。

「Does it make sense, YUKI? (ユキ、分かるかしら?)」

夜中の3時頃突然大声で叫びました。
この言葉はエミちゃんが私によく掛けてくれる言葉で、多分夢の中にも
私が出てきて何か困らせているんだろうな、と思いました。
でも、久しぶりに人の優しさに触れることが出来たし、(父の法被も
含めて)お土産喜んでもらえたし。
私にとってパーフェクトな休暇でした。


1998-11-30-MON



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