合コンの社会学

Vol.1
-オトナな合コン-


合コンに時々行く。

たいていは友達が

「こんど○×女子大と3ー3であるんだけど、来る?」

という感じでお誘いがかかり
「マジ?○×女子大ってめちゃお嬢様学校じゃん!
いくいくっ。っでいつなの?」

という感じで予定をあわせ、たいてい
数日後の夜に男3女3などで会うわけだ。

人によって「合コン観」というのはかなり違って、
「合コンに来るような女の子とは知り合いたくないね。」
とか
「え〜なんか王様ゲームしてただその場で盛り上がるだけでしょ〜
学生の遊びね。」
というお姉様もいらっしゃるかもしれない。

だが合コンは一筋縄には語れない。そこには様々な欲望
が交錯する人間ドラマの舞台なのである。

合コンにもいろんなタイプがあると思うが、
僕が大学の友達といく合コンは
「ばか騒ぎしない原則」
のもと、「たのしいおしゃべり」中心の合コンである。
(相手にもよるが)
少なくとも僕はそう思っている。

そしてもし意気投合した相手ができると
電話番号などをいつのまにか聞き出して
後日2人で会って仲むつまじくなったりするケースが
「合コンの完成型」であると僕(ら)の間ではなっている。

けっして、なりゆきでその晩だけの関係をもって、
後は知らんなどということはしない。
(したくてもできない?)
なぜなら相手に失礼だからである。
つまり僕らの合コンは学生であるのに「オトナ」な
合コンであると言えるのである。



1998-10-31-TUE



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