四年生
*この文章は2001年6月に書かれたものです。


●主務 島野直人
四年が主体となった新チームの結成以来、私は個人としても主務としてもチームのために努力してきたつもりですが、事実として結果は出ておりません。関東リーグで全敗し、入替戦にも敗れた現在のチーム状況はお世辞にもよいとは言えません。この状況を一刻も早く改善すべきことはわかっていますが、主務としての重責と四年の一員として感じる諸々の事に苦悩する毎日です。
一方で、多くのOB諸先輩方が、様々な立場で部を支えていてくださることや、早大軟庭部の本当のよさに気づかされています。夏の遠征を目前に控え、不安ばかりが先行してしまいますが、多くの方々の御協力で成り立っている部であることを忘れずに乗り切っていきたいと思います。現在は辛いですが、いつかこの日のことを誇りに思える日が来ることを信じて、精進していきます。
今後も御指導、御鞭撻の程よろしくお願い致します。

夏に向けて
●主将 中村鉄太郎
夏に向けて今何ができるのか、どうしていくことがいいのか、試行錯誤の毎日です。春に二部に降格し、チームとしても、そして個人としても状態は悪くなっていると思います。この状況を一刻も早く打破し、夏に向けて戦えるチームを作っていかなければならず、そのためにはまず、一からやり始める必要がありました。今までやってきた練習では勝てない、何か新しい要素を取り入れなければまた同じことの繰り返しになったしまうのではないかと思うようになりました。しかし、実際のところ何が最も有効なのかわかりませんでした。そしてまた、新しいことを取り入れていくことで成功するのだろうか、勝てるようになるのだろうかとも考えました。とにかくいろいろと考えました。考えはしましたが結局はテニスコートで自分たち最上級生が日本一になるという姿勢を強く出していくことが重要だということに考えがまとまりました。決意を改めてやっていきたいと思っています。
日本一になるということは、まさに真っ暗なトンネルを手探りで進んでいくというよな感覚があります。しかし達成できたときは何物にも変えがたい感動が得られると信じています。達成できると信じて精進していきたいと思います。よろしくお願いします。

●女子部マネージャー 増子あゆみ(3年)
女子部は、平成10年秋に1部に昇格して以来、リーグ内での成績に大きな変化はなく、今春においても1勝4敗の5位と未だ下位グループから抜け出せずにいるという状況です。しかし部員数も年々増え、現在では14名になりました。チーム内においての部員一人一人競争意識も確実に高まり、チーム全治アのレベルを向上させるにはたいへんよい環境にあります。春リーグでは順位こそ5位と不振でしたが、15試合のうち6点を挙げており、落とした9試合に関しても全員が夏に向けての確かな手ごたえを感じることのできるものでした。
暑さも本格化し、いよいよ夏本番というムードが高まってまいりました。チャンスは必ずあると信じております。それを逃さないためにも、日々精進してまいりたいと思っております。
現役生活はたった4年間ですが、その先の一生を早大軟庭部OBとして過ごしていくために恥ずかしくない、悔いのない、4年間を送りたいと思っております。また、OB・諸先輩方によって築かれた、伝統ある早大軟庭部に魅了された者として精一杯、早稲田らしいテニスをしていきたいと思っております。
どうぞご指導のほどよろしくお願いいたします。

●主将 冷水理恵子
主将になって今年で2年目になります。昨年は4年生がいないということで精神的に不安な面も多々ありましたが、今年は、自分が4年生になり自信をもって夏の試合で勝負ができます。
結果を求めたい気持ちも強いですが、それ以上に自分がこれをやったんだという証を後輩に残せるような試合をしていきたいと思います。











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