早関戦(2002/09/08) 

男子
早稲田大学 対 関西学院大学

●鈴木・影山 2-4 馬場・坂井
●駒田・藤山 1-4 堀本・龍見
○石川・高橋 4-1 北野・渡部
●森元・毛利 1-4 鉄矢・芳川
○上妻・佐藤 4-1 荻上・戸田
●佐々木伊藤 1-4 舛田・山尾
○石川・高橋 4-0 馬場・坂井

●上妻・佐藤 1-4 堀本・龍見

●石川・高橋 1-4 鉄矢・芳川
女子
早稲田大学 対 関西学院大学

江藤・下村0ー4久保・岡田
生田・松本4ー1中川・萱澤
廣崎・長尾


*早関戦に関しましてOB/OG諸氏のコメントをお待ちしております。
現役へのメッセージ掲示板 もしくは
df@fywg.com までお送りください。
●早関戦を観戦して(平成12年卒 助野)
 今年の早関戦、男子の部について僭越ながら感想を述べさせていただきます。  今年の男子は東日本学生団体でベスト8の壁を久々に破り3位入賞、という結果を 出しました。  また戦力的にも1年次からレギュラーとして試合に出ていたもの、  高校時代、インターハイ・国体等で活躍したものがメンバーのほとんどを占める ようになりました。  今年の早関戦、まさか負けるとは夢にも思っていなかった、というのが私の感想 であり、その他大多数のOBの感想でもあったと思います。 競ったとしても負けることはないだろう、と思いつつ観戦していました。  1次戦から3次戦まで振り返ってみて、印象に残った試合はありません。  どの試合もなんとなく、早関戦自体がなんとなく流れていった印象しか残ってい ません。  競った試合があったわけでもなく、応援が盛り上がった場面があったわけでもな く…。  気付いた頃には石川・高橋がマッチポイントを取られていた、という感じでした。    現役のみなさんは暑い暑い夏の合同練習・遠征を乗り切って臨んだ早関戦だった と思います。  特に4年生は学生最後の試合、その思いは相当のものであったことでしょう。  しかし  ・東日本で3位になってチームに「スキ」ができなかったか?  ・早関戦を軟式庭球部の「数ある年中行事のひとつ」としてしかとらえてい ないの ではないか?  上記の2つが敗戦後即座に脳裏に浮かびました。  関西にいるOBにとって、現役の試合をみる数少ない手段がこの早関戦です。  普段早稲田のコートに行けない分、この早関戦だけは…という思いで関西の先輩方 は関学にいらっしゃっているはずです。  早稲田大学軟式庭球部に在籍している以上、早関戦も決して負けてはならない試合 です。  負けて悔しいのはOBも同じです。  来年に期待します。    「勝って上向かず、負けて下向かず」
●早関戦を観戦して(平成9年卒 植野雅晶)
現役のみなさん、特に4年生のみなさん、お疲れ様でした。今日は残念でしたが、結果 は仕方がない事。勝者がいれば敗者がいるのは当然で、それが今回は「我々」であった という事。「我々」みんなで真摯に受け止めましょう。 4年生は、秋も出るのかどうかは聞いてないけれども、区切りとしては今日が一つの区 切りでしたね。だからこそ、伝えたいことがあります。 『みんなは、後輩達に、「自分達の4年間」を伝えることが出来ましたか?』 私の最後の早関戦も上ヶ原でした。 一次戦、ゲーム1−4から2ゲームまくって、3−4になったゲーム。カウント2−1。 右のストレートの展開。後衛助野が深くに押し込む。敵は苦しそうにバックでストレート にヒョロヒョロっと中ロブ気味に返す。それに対して私の取った行動はポーチ。当然私は それを抑えることが出来ず、浅く助野の前に帰ったボールを力んで打ってミス。カウント 2−2になり、その後ジュースになり負けてしまいました。 私にとっての4年間は、そのボールを抑える事ができなかった、そこでそのボールを抑え る、その努力が、4年間足りませんでした。それに気づいたのは、河辺が、宮崎が、足を つりながら最後に負けたその瞬間でした。 あの一本を抑えることが出来ていれば・・・、でも、私にはその努力が足りませんでした。 その悔しさが試合後の集合の、あの姿でした。 (みんな覚えてる?覚えてなかったりして・・・。) 『想い』は、そうして引き継がれていくのだと思います。 3年生は、今日の4年生のその姿を忘れずに、これから頑張って下さい。 『「想い」が「努力」になり、「努力」が「感動」になり、 「感動」が「想い」へと変わる。』     平成14年9月8日 記  平成9年卒 植野雅晶
●早関戦(平成12年卒 高見)
植野さんが4年生の時、僕は1年生でした。 早関戦がどんな重みのあるものなのか全然実感 のないまま迎えた初めての早関戦、ナイターの中行われた最終戦を敗戦で終え、集合した 時上級生が涙したその光景は、深く印象に残っています。 それから4年、僕は早稲田で行われた最後の早関戦に初めて選手として出場しました。 1次戦、2年後輩の中村と組んだ試合、G2−3で迎えた第6G、3−1で迎えた中村の強烈なサー ビスが入って相手後衛が当てただけの返球でしたが、僕は追わずにウォッチしてしまい、 僕が打つものと思っていた中村はあわてて返球しアウト、そこから再度流れを引き寄せる ことはできませんでした。 …悔やんでも悔やみ切れない4年間のプレーの一つです。 僕にも多くの悔しい想いがあって、それを後輩に、早稲田のコートに託してきたつもり です(まがりなりに) 3年生以下の皆さん、いよいよ君達の代となります。最近思うことですが、みな技術は素 晴らしいものを持っていると思います。特に前衛陣は、ボレー、スマッシュも上手いし、 センスも抜群だと思います。でもそれだけでは勝てないという現実にも皆気づいている と思います。今回の敗戦もそうなのかもしれません。 余談になりますが…、僕は実際拝見することができませんでしたが、中山さんの還暦の お祝いで行われた「中山杯」から、みなさんは何かを感じ取ったでしょうか? 僕は後日、出席された先輩から、中山・濱田VS隠岐・小野寺の試合の話を聞きました。 確かに技術的に素晴らしい先輩方に違いありませんが、それだけでインカレホルダーに なったわけではないと思います。 自分達が真のふさわしい「勝者」になるために、足りない部分を見つけ、そして 「自戒三徹」のもと、努力してください。 4年生へ。本当にお疲れ様でした。4年間に悔いはありませんか?僕は代交替から納会を 迎えるまでの間、4年間経験してきた出来事を整理し、必要なことはコートに、そして 後輩達に残していく時間にあてました。納会が終わるまでは「一部員」 なのですから、後輩達をサポートし、伝統をしっかり引き継いで納会の日を迎え てください。


その他OB諸氏よりお言葉をいただいております。
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