2001関東春季リーグ1部2部入替戦 観戦記(平成12年卒 福田・井上)


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早稲田 0−3 法政
(1部6位) (2部1位)
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鈴木/高橋0-5下城/野々村
上妻/澤田1-5伊藤/菅原
佐々木 0-4 橋本
石川/伊藤 -
中村/影山 -


平成12年卒 福田大輔

福田はやや遅れて9時20分頃に会場に到着するもすでに緒戦の[鈴木/高橋]組のゲームカウントは0-4。5ゲーム目も相手後衛のボールの勢いは止まらず、結局0-5で敗退。鈴木は巣鴨商業出身の期待の1年生。リーグ戦では全試合1年の伊藤と組んで1勝4敗の成績。
2対戦目の上妻/澤田は粘り強いテニスで1ゲーム目を先取。しかし後衛上妻のダブルフォルトなどで流れを引き込めない。相手後衛も打ち切れていなかったが結局1-5で敗退。
後がない3対戦目のシングルス出場は3年の佐々木。佐々木はリーグ戦では1戦もシングルスに出ていない。法政の橋本は巧みなカットや粘り強いストロークでポイントを与えない。ポイント取得パターンの無い佐々木は我慢できずに強打し、ミスで相手にポイントを献上。

あっけなくゲーム終了し、早稲田の2部降格が決まった。9時に試合開始し、3対戦すべて終わった時には10時10分。これが入替戦かと疑いたくなるような非常に短い試合であった。

平成12年卒 井上成之

今回の入れ替え戦はかなり残念な結果でした。スコアを見ていただければ分かると思いますが、全く相手になりませんでした。
 一番手の鈴木は完全にびびってしまい、ラケットが振れずいつもの剛球を一球も打てないまま終わってしまいました。一年生に一番というのはきついのかもしれませんが、逆に言えば何も知らない訳ですからとにかく元気にやって欲しかったと思います。
ペアを組んだ3年高橋はラリーがないために出る事も出来ず、無理をして勝負に行き、抜かれたり、先を通されたりと良いところがありませんでした。
 2番手の上妻は一ゲーム目の入り方は良かったのですが、2ゲーム目のダブルフォルトをきっかけに崩れてしまいます。その後は集中力を欠き、ラリーにはなるもののあと一本我慢ができませんでした。
 3番手シングルスの佐々木は、これこそまさに相手になりませんでした。わずか一ポイントしか取れず終わってしまいました。コメントのしようがありません。
 全体的に元気がなく、うまい事やろうとしていたように感じました。とにかくもっとがむしゃらにやってもいいんじゃないかと思います。何回か練習を見て感じましたが、最近の早稲田は何か変わってしまっています。コートに行っても数人しか挨拶をしない、練習に元気がない、チームにまとまりがない、早稲田らしさというものが薄れていっているように思います。今回の入れ替え戦で2部降格が決まりましたが、これをきっかけにチームとして成長していってもらいたいと思います。今回は残念でしたが夏に期待したいと思います。










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