早関戦観戦記(女子) 平成12年卒  助野 彰彦

 去る平成12年9月17日に関西学院コートにおいて行われました早関戦、女子の部について 僭越ながら感想を述べさせていただきたいと思います。  今年の女子部は4年生がいないという若いチームです。1年生以外は私が現役としてプレーしていた時、同じコートで練習していたのでだいたいのプレースタイルは理解しているつもりです。  過去4年間の対戦を見ていても実力差が大きく、今年も早稲田の圧勝であろうと思いつつ観戦しておりました。

[第一試合] 飛永・松本 D vs 1 萱澤・中拂 

 早稲田は2人とも1年生。関学はダブル後衛。序盤多少競ったが、前衛の存在がゲームの流れを決めた。要所を松本が決めて、早稲田ペースで進む。ゲームが進むにつれて飛永のストロークがさえ、相手のミスを誘った。  1年生ペアではあったが、雰囲気に飲まれることなくプレーできていたように見受けられた。特に飛永はフットワークがよく、「力み」というものが微塵も感じられないフォームからすばらしいボールを打っていた。  すべての面で早稲田ペアのほうが上回っていた一戦。

[第二試合] 丸山・冷水 D vs 1 大西・川幡

両校の大将対決。それでも関東学生選手権3位、インカレ32本の丸山組の圧勝が予想された。 関学の後衛、大西は1年生らしい思い切りのよいテニスで随所に行プレーを見せ、予想以上に好ゲームを演出してくれた。
その中でも丸山のゲーム運びは素晴らしかった。攻めるときはスピードボールで攻めきり、守る時は高く、そして深いロブで展開を作る。攻守の切り替えが見ている私達にもよくわかった。ただダブルフォルト3本がいただけない。
「学年、経験の差」が色濃く出た一戦。


[第3試合] 増子・下村 D vs 3 河村・松島

前の2試合以上に早く終わるのでは、と試合前の乱打を見て思ったのだが…。やはり試合はやってみないとわからない。関学の前衛、松島に振り回された一戦だったように思う。 増子組は前半素晴らしかったが、後半2人とも足が止まり手打ちになり、序盤ボールに触れることで精一杯だった松島がポイントを決め始めると、浮き足立ち始めゲームの雲行きがあやしくなっていった。最後は自力の差が出たが…。 下村は相変わらずネットから離れてプレーしていた。このレベルでは何とかこなせるかもしれないが、インカレの「頂点」を狙うのであれば、最初から下がって待つのではなくネットを取った後に「すばやく」ボールを追う姿勢がほしい。「読み」は素晴らしいものがあると思うので今後の成長に期待したい。

[全体の感想]

以上、私の思うまま印象に残った点を上げてきました。今年も例年通り女子に関して言えば、実力の差は歴然であったように思われます。ただ、まだ「完勝する」ほどの力は備わっていないような印象を受けました。 女子部は来年もこのメンバーで1年間戦うことができます。秋リーグを一部で終え、来シーズンの春季リーグ、インカレの「優勝」を目指して日々精進していってもらいたいものです。






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