こんな関係。

Vol.6
-やきもち。-


M氏の仲の良い友人の一人に、ある女性誌の
編集長の方がいるのですが、私は初めてM氏
と会ったときにその方ともお会いしていて、
よく3人でお食事などをしていました。

その編集長(以下H氏)はとても優しい方で、
毎号彼の雑誌を送ってきて下さるのですが、
ある日そのH氏に映画に、というかデートに
誘われました。私はH氏を特に意識している
わけではなかったので、友人として、ご一緒
しようかと思ったのですが、一応誘われた
ことをM氏に言ってみました。そうしたら、
「あ、そうなの。」
と、全く動じてくれませんでした。
妬いてくれることをちょっぴり期待していた
のに.......。
つまんないの。と思った私はH氏の誘いに乗
ろうとしていました。

すると次の日、M氏からお食事に誘われたの
ですが、ずーーーっとH氏の話しをしている
のです。そして、
「おれの惚れてるオンナに」
とかと、周りの方々に漏らしていて..。(キャッ)
結局、妬いていてくれたのですが、半年経った
今でも、まだ気にしていて、そしていまだに
「またH氏に誘われてるの?」
などと、その話しばかりしてきます。(笑)
......かわいい。

いつも、いつでも、彼の奥さん、家庭などに
妬き焦がれて(?)いる私としては、かれに
やきもちをやいてもらえると、実はとても
うれしいのです。
なにしろ
『嫉妬は恋愛のスパイス』
ですし!

続く

1999-05-16-SUN



戻る